水性塗料講習会

そいえば、最近カプチーノほったらかしだなぁ・・・まぁ、いっか。　よくないけど（汗）


ポリッシュは、鈑金塗装のお店でもあります。
クルマの塗装の際には、塗料を使うわけですが、水性塗料に触れられる機会がありましたので
休日返上で塗料のお勉強会です。


水性塗料講習会、参加してきました。


現在、自動車補修用塗料の主流は、シンナーなど有機溶剤系を含むものがほとんどです。
ＶＯＣ削減の観点から、緩やかにではありますがすでに大手自動車メーカーなど採用は進んでいるようです。


水性塗料、色々とウワサは耳に入ってきますがホントのところ、どういうものか全然解っていません。

「水性？　そんな絵の具みてーなの、大丈夫？」　そんなレベルです。そんな訳はないでしょうけど。


実際に塗って、触って、使ってみられる機会が今回ありましたので参加してみた次第です。



で、どうなのよ？　水性塗料・・・・

結論から言えば、意外と使そうな感触を得ました。

想像よりもずっといいものであるのと、すでにここまで進んでいるのかと少々驚きました。
もっと使えねぇーシロモノと勝手に想像していたので感心させられることが多かったように思います。





スプレーしてから、エアブローによる乾燥が特徴的な水性塗料。

↑エアブローの様子。　ドライヤーのようなカタチをした筒状の道具を用いて水分を飛ばし乾かしていきます。



現在の塗料であれば、塗料をシンナーで希釈して塗るのが通常ですが、水性の場合は「水」で希釈します。
当たり前か？

でも水道の水では不純物が多くて使えません、それ専用の水がメーカーよりリリースされていますので
それで希釈します。


実際に塗ってみると、使い勝手がよく解りますね。いいとこ、気に入らないところが少しづつ解ってきます。




日光浴する塗ったパネル。　しかし、ホントいい天気だこと。

塗り上がったパネルを太陽光にて確認するために並べてみたところです。




↑各々塗ったパネルの確認に余念がないウチの社長と塗料屋さん。


環境や作業者にもやさしい水性塗料。塗っていても有機溶剤のようなキツイ臭気を感じません。
しかし、作業性やコスト面、技術の再構築などまだまだ一般的に受け入れられるには時間がかかりそうな気配が。実際に使ってみて好印象ながらもやはり導入には慎重にならざるを得ませんね。


やはりこういうのは聞くより、触れてみるのが大事ですね。
色々と想像の部分を超えているのが印象的でした。

使ってみる当初より否定的で、かなり構えていましたが色んな誤解が多かった様で不鮮明な部分がクリアになりいい勉強となりました。


絶好の行楽日和な休日を潰してまで参加した甲斐があったかなー。